作品介紹

中國中世仏教石刻の研究


作者:氣賀澤保規(guī) 編     整理日期:2017-02-19 23:50:12


  魏晉南北朝期から隋唐期にかけて、仏教は社會の隅々まで浸透し、「仏教社會」と規(guī)定できる時代が到來した。
  6世紀半ば以降の「末法到來」を起點とする時代に、仏教は中國においてどのように変容し、社會?文化に影響を與えていったのか。
  風雪に耐え、破壊も免れ、後の時代へと仏教信仰の痕跡を伝え続けてきた諸種の仏教石刻に著目することにより、當時の仏教信仰の社會的?歴史的展開を照らし出す。

作者簡介
  氣賀澤保規(guī)(けがさわ?やすのり)
  1943年生まれ。明治大學文學部教授?同東アジア石刻文物研究所所長。専門は隋唐政治社會史、東アジア交流史。
  編著書に『則天武后』(白帝社、1995年)、『中國仏教石経の研究―房山雲居寺石経を中心に―』(編著、京都大學學術出版會、1996年)、『府兵制の研究―府兵兵士とその社會―』(同朋舎(のち京都大學學術出版會)、1999年)、『復刻洛陽出土石刻時地記(郭玉堂原著)―附 解説?所載墓誌碑刻目録』(汲古書院、2002年)、『洛陽學國際シンポジウム報告論文集 東アジアにおける洛陽の位置』(汲古書院、2011年)、『中國の歴史6 絢爛たる世界帝國 隋唐帝國』(講談社、2005年)、『遣隋使がみた風景―東アジアからの新視點―』(編著、八木書店、2012年)などがある。

目錄:
  序論 中國中世仏教石刻の地平 氣賀澤保規(guī)
  第Ⅰ部 山東仏教石経の歴史的背景
  山東泰嶧山區(qū)における刻経の新資料と北朝隋唐期の仏教 賴非 梶山智史訳
  空王?空王仏?大空王仏―北朝末期仏教石刻に見る仏教の中國的変容― 手島一真
  山東の摩崖刻経―諸訳?諸版本との比較結果、及び英訳の方針について― クラウディア?ヴェンツェル 羅翠恂訳
  第Ⅱ部 山東仏教石刻の美術史的考察
  隋時代の山東仏教造像について 八木春生
  隋仁壽舎利塔と青州勝福寺址 長岡龍作
  泉屋博古館所蔵「乾元孝義皇帝八國王等」銘舎利容器の空間構成 ウォーリー朗子
  《コラム》悟りの時代:東アジア美術史におけるグローバルな視座―ロター?レダローゼ、アデル?シュロンブス両氏インタビュー― 羅翠恂訳
  第Ⅲ部 中國中世仏教石刻の多様性と広がり
  石碑の意匠「穿」について 徳泉さち
  四川仏教石刻の性格 肥田路美
  房山雲居寺石経事業(yè)と唐後半期の社會 氣賀澤保規(guī)
  おわりに 氣賀澤保規(guī)





上一本:夜行的鳥 下一本:習禪錄影

作家文集

下載說明
中國中世仏教石刻の研究的作者是氣賀澤保規(guī) 編,全書語言優(yōu)美,行文流暢,內容豐富生動引人入勝。為表示對作者的支持,建議在閱讀電子書的同時,購買紙質書。

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